Maruyama | 株式会社Hoche

Interview

　マーケティングは、
“人間を理解する”ことから始まる

Q. インターンを行う中で得た学びはありますか？

SNS運用やECモール支援を経験する中で、私が最も実感したのは「マーケティングとは人間を理解すること」だという本質でした。特に印象深いのは、韓国コスメブランドのInstagramアカウントを担当した際の出来事です。

Z世代への認知拡大を目指していたにもかかわらず、当初は過去の投稿の影響を受け、40〜50代向けの内容を踏襲してしまっていました。あるときふと、「自分がユーザーだったらこの投稿を保存するだろうか？」と問い直してみたことで、はじめて違和感の正体に気づけたんです。

そこからは、季節やイベントに寄せたテーマや、Z世代のトレンドを踏まえた投稿企画へと方針を転換しました。すると、自然と反応が変わり始め、数字にも表れてきました。「数字を動かすには、まず“人の心”を動かすことが必要なんだ」と体感できたことが、何よりの学びでした。

“期待を超える”ことで信頼が積み上がっていく

Q. 継続して頑張るモチベーションはどこにありますか？

私のモチベーションの源泉は、「信頼に応えたい」という気持ちです。インターンという立場でも、ひとつひとつのタスクに誠実に取り組むことで、任せてもらえる範囲が少しずつ広がっていく。そのプロセスそのものがやりがいにつながっています。

たとえば、短時間で大量の作業を依頼された際には、単に時間内に終えるのではなく、どうすれば“期待を超える仕上がり”になるかを意識して臨みました。その結果、次回以降の依頼内容や任される難易度が変化し、自分への信頼が高まっていることを実感しました。

最初は細かくフォローしていただいていた業務も、今ではひとりで完結できるようになり、「任せても大丈夫」と言ってもらえるようになったのは、自分にとって大きな前進でした。

この学びは、将来どんな形で自分を助けるんだろう？

Q. インターンで得た経験は、将来にどう活きそうですか？

Hocheでの経験を通じて得たものは、マーケティングの技術以上に「働くうえでの姿勢や軸」だと思っています。任せてもらえることの重み、信頼に応える責任、そして人の心に届くアウトプットとは何かを、実務を通じて深く考える機会をいただきました。

この経験は、将来どんな職種に就いても必ず自分の土台になると確信しています。また、「この商品はどう見られているか」「なぜ売れないのか」を考える視点が養われたことは、社会に出たあともあらゆる場面で生きてくるはずです。

学生という立場でも、“プロの現場”に関わらせてもらえるこの環境に、ただ感謝しかありません。

“率直で優しい”アドバイスが、
　次の成長をつくってくれる

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Q. SNS運用で意識していることはありますか？

SNSにおける投稿を考える際に、私がもっとも大切にしているのは“共感”です。バズを狙うような強い言葉や派手な表現よりも、「これ、わかる」「使ってみたい」と自然に思ってもらえるかどうか。そこに価値があると感じています。

たとえばメイク動画ひとつを投稿するにしても、ただのテクニック紹介に留まらず、「どんな気分で使うのか」「どんな場面で役立つのか」まで含めてストーリーとして設計するようにしています。

SNSは単なる情報発信の場ではなく、共感を通じて信頼を築く場所。だからこそ、目の前の数字だけではなく、その先にいる“誰か”の心を動かせるかを常に意識しています。

Q. 丸山さんにとって、Hocheはどんな環境ですか？

Hocheの魅力は、何より“人”にあると思います。厳しさもあるけれど、それ以上に「成長してほしい」「信じて任せたい」というあたたかさが、言葉や行動の節々から伝わってきます。

たとえば、業務上の指摘もただの注意で終わることはなく、「こうするともっと伝わるよ」と、常に前向きな改善提案として伝えてくれる。さらに、「困ったらこっちで補助するから、まずやってみよう」と寄り添ってもらえる安心感があります。

そんな環境だからこそ、挑戦することが怖くないし、「次はもっと応えたい」と思える。私にとってHocheは、自分の可能性を広げてくれる、そんな場所です。

SNS・ECモール運用補助（長期インターン）

丸山　葉南

大学1年生からHocheに参画し、2年以上にわたってSNS運用やECモール支援を実行部隊の一員として担う。
Z世代の視点を生かしたコンテンツ提案に加え、自身の仮説と投稿改善の積み重ねによって、韓国コスメのアカウント運用でも成果に貢献。
「人の気持ちを理解し、行動を促す」マーケティングの本質に向き合い続け、実務を通じて化粧品検定1級も取得。
“プロの現場に飛び込む学生”として、真摯な姿勢と丁寧な仕事ぶりで信頼を集めている。